■玉沢・妙法華寺2(註法華経と御義口伝は全く別)

 

「註法華経」が出たので、思い出しましたが、日蓮正宗は、1994(平成6)に出版した「平成新編・日蓮大聖人御書全集」の中で、従来から「御義口伝」(おんぎくでん)と呼ばれる文書に対して、

「就註法華経」なる名前を付けています。

御義口伝1

 

紛らわしいですね。

 

1951年に、日蓮正宗大石寺59世法主・堀日亨が編纂して創価学会が発刊した「御書全集」には、御義口伝に「就註法華経」なる名前は付いていません。この名前を付けたのは、「平成新編・日蓮大聖人御書編纂委員会」。なかんずく時の法主である阿部日顕なのでしょう。

 

しかし、これだと、何も知らない日蓮正宗の信者は、日蓮遷化記録の中に書いてある「註法華経」が、「御義口伝」のことだと錯覚してしまうのではないでしょうか。

というより、日蓮正宗では、最初から信者を錯覚に陥れるつもりで、御義口伝に「就註法華経」なる名前を付けたのではないかと思います。

それしか、考えられないでしょう。

 

当然のことながら、日蓮遷化記録の中に書いてある「註法華経」とは、玉沢・妙法華寺に格蔵されている「註法華経」であって、「御義口伝」なる文書のことではありません。

 

しかも「御義口伝」なる文書は、そもそも日蓮や日興とは全く無関係の後世の偽書です。これについては、下記のトピックで詳細を書いているので、そちらを参照していただければと思います。

「『御義口伝』は日蓮・日興とは全く無関係の後世の偽作である」

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