■長野善光寺5(2015年初詣)

 

□北陸新幹線・金沢開業以前にJR東日本の新型車両E7系に乗車した2015年善光寺初詣

 

2015年の初詣は、2014年と同じ長野・善光寺。2014年は、15日に長野に行ったのだったが、今回は1231日の夕方、東京駅から長野新幹線・あさま号に乗って出発した。この当時は、北陸新幹線・金沢延伸開業以前のことであり、名称は「長野新幹線」だった。東京駅構内は、旅行カバンやキャリーバッグを持った人が大勢いて、大混雑。私は一週間前に、JTBのビジネスパック(出張応援価)で、長野往復新幹線の乗車券・特急券と2泊分のホテル宿泊券を予約していたのだが、当日の混雑状況がどうしても気になる。そこで東京駅新幹線乗り換え改札前にある「みどりの窓口」の電光板を見ると、東海道新幹線のひかり号・こだま号は全て×で満席。東北新幹線は、やまびこ、はやぶさ、はやて、こまち、つばさ号が軒並み×で満席。上越新幹線は、MAXとき号が、軒並み×で満席。ところが長野新幹線は、×印はひとつもなく、全て○印。かなり空席が残っている様子。これは、北陸新幹線・金沢開業後は、有り得ない話しで、年末になれば、東京~金沢のかがやき、はくたか号は、軒並み×印になっている。こういう情況を鑑みると、やはり北陸新幹線・金沢開業によって、乗客は大幅に増加したのは、なんとなくわかる。北陸新幹線・金沢開業以前のときに、東京から富山・金沢に行く人で、長野新幹線を使っていた人は皆無。上越新幹線の越後湯沢駅で、在来線特急・はくたか号に乗り継いでいた。JR東日本・東京駅の新幹線ホームは、年末ということもあり、東北・上越・長野新幹線は、臨時列車を増発していて、ホームにはひっきりなしに新幹線電車が入線してくる。そしてホームには、溢れんばかりの乗客が、自分が乗る新幹線列車の入線を待っている。私が乗車した長野新幹線・あさま号は、JR東日本の新型車両E7系。これは2015314日に北陸新幹線・金沢延伸開業に併せてJR東日本が新たに製造した新型車両。北陸新幹線は、金沢~上越妙高がJR西日本。上越妙高~長野~東京がJR東日本になるが、JR西日本の新型車両がW7系。E7系もW7系も車両は全く同じ形で、所属がJR東日本とJR西日本に分かれているだけである。しかしながら、W7系の営業運転は、2015314日の北陸新幹線・金沢延伸開業以降だが、E7系はすでに2014年後半から東京~長野で営業運転をしていた。というわけで、私は北陸新幹線の開業を前にして、一足先にJR東日本の新型車両E7系に乗車したというわけである。E7系は全て12両編成で、普通車10両、グリーン車1両、グランクラス1両。私は普通車指定席に乗車。東京を出てから、上野、大宮と停車して、どんどん乗客が乗ってきたが、普通車指定席は80%ぐらいの乗車率。意外と空席が残っていた。東京から長野までの所要時間は、約1時間半くらい。このとき、JR長野駅に降りたのは約1年ぶりだった。長野駅善光寺口は工事中。長野駅前から乗車したタクシーの運転手の話では、314日の北陸新幹線開業にちなんだ駅前整備工事で、314には完成しているとの話しであった。長野新幹線の終着駅として、長野駅を利用するのは、2015年の善光寺初詣が最後になる。長野駅の新幹線改札の電光板も、富山・金沢方面が「調整中」になっている。次回の「御開帳」や初詣で長野駅に来るときは、当然のことながら、北陸新幹線・長野駅になっている。富山・金沢方面の電光板にも、しっかり列車名・行き先が明示される。

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(北陸新幹線開業以前の長野駅新幹線改札の電光板「富山・金沢方面」は調整中)


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(北陸新幹線開業以後の長野駅新幹線改札の電光板「富山・金沢方面」に列車名・行き先が明示されている)

 

 

 

□マイナス46度の北海道並みの寒さは普通の寒さになっている長野の元日の朝

 

20141231日の夕方、ホテル到着。部屋でゆっくりテレビを観ていたのだが、それこそ数十年ぶりに最初から最後までNHK紅白歌合戦を観た。こんなにゆっくりNHK紅白歌合戦を生放送のまま観たのは、本当に数十年ぶりのこと。というか、今回の「紅白」には、ちょっとした見どころがあった。独立したソロ歌手としては、初の親子共演(松田聖子と神田沙也加)。松田聖子の初の大トリ。

無期限休養宣言以来、はじめてテレビ出演した中森明菜。31年ぶりに「紅白」に出演したサザンオールスターズ。なぜか三波春夫の東京五輪音頭を歌った男性歌手。小林幸子顔負けのど派手衣装で登場した女性歌手。郷ひろみ・松田聖子の共演……。こんなところだろうか。

201511日は、長野地方は朝から雪が降り、510センチぐらい積もっている。ホテルで朝食を食べ、仕度を整えたのち、ホテルを出たころは、雪は止んでいた。長野地方の最低気温予想は、11日がマイナス4度。2日がマイナス6度。2014年の善光寺初詣のときも、マイナス6度だった。ホテルのフロントで「冷えますねえ」と言うと、「これくらいの寒さ、長野では普通ですよ」と言われてしまった。初詣参拝で、カゼをひいてしまっては、あわないため、旅行カバンの中に、下着のシャツやらズボン下まで詰め込んでいた。私は、普段はズボン下ははいていないのだが、マイナス6度になれば、これは厳しい。かつて私は真冬の厳寒の北海道を旅行したことがあったが、北海道の人は、真冬時には、ズボン下を二枚はくと聞いた。201511日の長野の朝は、気温は氷点下だったが、この時、私はズボン下をはかないでホテルから善光寺へと、歩いてむかった。この時は、カゼをひかなかったが、今の私には、氷点下になってしまうと、ズボン下をはなかいと無理ですね。20162月に、氷点下近い気温で、ズボン下をはかないでいたところ、カゼをひいてしまって、3日ほど寝込んでしまった。それからは、冬の氷点下に近い気温の日には、ズボン下が欠かせなくなってしまっています。

参道を歩いて善光寺へ。善光寺の参道は、長野駅から善光寺仁王門まで実に長い上り坂になっている。その長い上り坂を参詣者がテクテク歩いている。私も善光寺までは、この長い上り坂の参道を歩いて行く。行きも帰りも歩くので、かなり長い距離を歩くことになるが、これもウォーキングの一環だと思って、あえてバスもタクシーも使わずに歩いている。

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(仁王門前)