■鎌倉・日蓮辻説法跡1(1)

 

2011129日の仏教宗学研究会で行った鎌倉小町大路にある日蓮辻説法跡参拝会

 

神奈川県鎌倉市のメイン大通りである若宮大路から、一本入った小町大路に面して「日蓮辻説法跡」があります。ここも、2011129日の仏教宗学研究会で行った「鎌倉参拝会」の時、参拝しています。今は、鶴岡八幡宮に一直線に向かっている若宮大路が、鎌倉市のメイン大通りになっていますが、鎌倉時代は、小町大路が目抜き通りになっていたと伝承している。

小町大路から北に行くと、大倉幕府跡に出る。ここは、鎌倉時代、将軍や執権がいた御所があった所。大倉幕府跡には、源頼朝の墓所もある。

つまり小町大路は、鎌倉時代の政治の中心地に面した目抜き通りだったというわけである。政治の中心地の周辺に人が集まり、繁華街が発達するというのは、昔も今も変わらないようです。

ところが安房国清澄寺で立宗宣言をした日蓮が鎌倉に入り、最初に造った松葉ヶ谷草庵の跡地が、今の日蓮宗寺院・安国論寺であるから、この辻説法跡は、松葉ヶ谷草庵から、そんなに遠くない所にある。日蓮は、鎌倉のメインストリートに近い所に松葉ヶ谷草庵を造り、メインストリートに出て辻説法をしていたということのようである。

ここには鎌倉市教育委員会が建てた「日蓮上人辻説法跡」と書いた立て看板が立っている。ということは、学術的に、ここが日蓮辻説法跡として認められているということである。もちろん、ここは学術的史跡というだけではなく、宗教的な史跡・霊跡でもある。日蓮宗の霊跡には、なっているんだろうか。

それにしてもこの日蓮辻説法跡は、ずいぶんと整備が行き届いているのだが、いつ、誰が、このように、整備したのだろうか。ここには戦前に建てられた碑文もあるから、ずいぶん昔から「日蓮辻説法跡として整備されてきたということだろうか。

 

辻説法跡3















辻説法跡2















辻説法跡4















辻説法跡1