1022日に「即位の礼」が行われた。現在、皇位継承者としては実質的に秋篠宮殿下と悠仁親王の二人だけである。将来の皇位継承をどうするかについては、三十年以上も前から議論がつづいている。もういいかげん、この議論に終止符を打つべきだ。しかし議論の内容は女性・女系天皇を認めるかどうか、男系の皇位継承維持の為、旧宮家の男系男子の皇籍復帰を打ち出すのか、この二つの議論がある。どちらも賛成、反対があり、政府がトップダウン式に決めると、天皇が日本国民統合の象徴としての機能が果たせなくなる可能性がある。それならば、どちらにするのかを、国民投票で決めるべきではないか。