一般社団法人 仏教宗学研究会・公式ブログ

「一般社団法人 仏教宗学研究会」とは任意団体として2005年から活動している会の名称。2018年5月に一般社団法人登記。当ブログ名を「仏教宗学研究会のブログ」から「一般社団法人 仏教宗学研究会・公式ブログ」に改名。 「日蓮正宗系」と富士門流執着軍団の批判・糾弾は正式名「アンチ日蓮正宗・アンチ創価学会・アンチ顕正会・正信会」略称名「アンチ日蓮正宗・オフィシャルブログ」が管轄。「一般社団法人 仏教宗学研究会・公式ブログ」は「日蓮正宗系」以外の仏教・宗教・各宗派の調査・研究部門を直轄管轄。「仏教宗学研究会」と「アンチ日蓮正宗・アンチ創価学会・アンチ顕正会・正信会」は表裏一体の同体異名。日蓮正宗、創価学会・SGI・顕正会・正信会、さらに富士門流執着軍団…らを批判する主旨は同じ。 (背景写真は高野山真言宗総本山・高野山奥の院灯籠堂参道)

Category:日蓮宗(大)池上本門寺 > 池上本門寺御会式

■池上本門寺24(2011年・池上本門寺お会式紀行17)

 

池上本門寺総門前から、住宅街の路地裏をぬけて十中通りに出たのですが、この通りは、池上本門寺から池上駅方面へ帰る参詣者で、足の踏み場もないほど、ごったがえし状態。道路が人で超満員状態になり、その状態でゆっくりと池上駅方面に人の塊が移動しているような感じです。

こちらの通りにも、道路の両サイドには、テキ屋の露店が所狭しと立ち並んでいました。

御会式48的屋・本門寺通り


本門寺の参道は、池上駅前から本門寺方向への一方通行なら、十中通りは本門寺から池上駅方向への一方通行。この一方通行というのは、車ではありません。

車は通行止めになっていいて、人の一方通行です。

人の一方通行ですが、十中通りはものすごい人だかりで大混雑していて、とても露店で何かを買うどころではありません。

やっとの思いで池上駅前にたどり着いたものの、今度は駅前ロータリーが、池上商店街から本門寺参道へ向かう万灯練り供養の行列の通り道になっていて、池上駅前にいながら、駅までたどり着けない。

そこで再び、住宅街の路地裏をぬけて、池上商店街に出ました。ここはまさに万灯練り供養の通り道になっていて、行列が笛を吹き、鼓を叩きながら歩いていました。

御会式47万灯池上駅前


池上商店街から池上駅ロータリーは、万灯練り供養の行列と、見物客・参拝客で、深夜の襲い時刻まで、人でぎっしり。

御会式45万灯池上駅前商店街


御会式43万灯池上駅前商店街


御会式41万灯池上駅前商店街


御会式42万灯池上駅前商店街

大勢の警察官も出ていましたが、参拝客と万灯練り供養の交通整理だけで手が一杯という感じに見えました。

この池上本門寺お会式の万灯練り供養の行列は、深夜23時から24時ころまでつづいているとのこと。

御会式40万灯池上駅前


御会式37万灯池上駅前


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■池上本門寺23(2011年・池上本門寺お会式紀行16)

 

お会式の万灯練り供養の行列は、どんどん間断なくつづいて、此経難事坂を登って三門をくぐり、大堂前に進んでいきます。

私も約2時間くらい、大堂~三門付近で写真を取っていましたが、さて此経難事坂の下へ降りようとしたところ、いつの間にやら池上通りの参道入り口~総門~此経難事坂~三門は、池上本門寺に行く方向のみの一方通行になっていました。

御会式56総門一方通行


やはり万灯練り供養がはじまったあたりから、参詣者の数が激増。参道は、池上本門寺に参詣に行く参詣客と、万灯練り供養を見物する見物客で、まさにごったがえし状態。

御会式61万灯仁王門前


御会式58万灯仁王門前


一方通行じゃあ、どうやって総門前に降りていけばいいのか、と警察官に聞くと

「五重塔の方向から下に降りていって下さい」

とのこと。そこで大堂前の参道から、墓地をぬけ、五重塔の脇を通って、大田区民会館の屋上に出て、そのまま会館のエレベーターに乗って1階へ。

それで朗子会館、日蓮宗宗務院前を通って総門前にやっとたどり着きました。

御会式55万灯参道
 


 

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■池上本門寺22(2011年・池上本門寺お会式紀行15)

 

池上本門寺三門前で、万灯練り供養を見学していたら、次々と万灯の行列が此経難事坂を登ってきました。

御会式74万灯仁王門前

御会式73万灯仁王門前


桜の花や五重塔を形取ったものが多かったですが、中には日蓮像を形取った万灯もありました。

御会式66万灯仁王門前


そして万灯練り供養の行列に参加している人たちの年代が実に幅広いことです。

小学生のボーイスカウトから、20代、30代とおぼしき若い人たち。

それから中高年、老人の男女が大勢で鼓を叩いたり、笛を吹きながら行列に参加。

事前に練習をしていたのでしょうか。

御会式70万灯仁王門前

 

それと、この万灯練り供養の行列で、笛を吹く人、鼓を叩く人、万灯を持ち上げている人、ドラムを叩く人、…

この人たちの表情がとても生き生きしていることです。どの人も、万灯練り供養を楽しみながら参加しているように見えました。

ホントに楽しそうでした。

御会式62万灯仁王門前


見物客のほうも、そういう生き生きとした行列を見て、楽しんでいるように見えました。

御会式61万灯仁王門前
 

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■池上本門寺21(2011年・池上本門寺お会式紀行14)

 

万灯練り供養に出てきた、各寺院・教会・結社で作られた万灯は、桜の木を形取ったものが多かったですね。

御会式75万灯仁王門前

御会式74万灯仁王門前


大半の練り行列は、鼓を叩いたり、笛を吹いたり。中にはドラムを叩いていた行列もありました。

御会式100万灯仁王門前

御会式103万灯仁王門前

基本的にこれらは在家信者の人たちが、鼓を叩いたりしていましたが、中には住職が鼓を叩いて参加していた行列もありました。

御会式109万灯仁王門前


御会式78万灯仁王門前


私が注目したのは、この万灯練り供養の行列の参加者は、実に年齢層が幅広いことです。

年代は、小さな子ども、小学生から20代、30代の若い人、中高年から60代、70代とおぼしき人たちまで。

ありとあらゆる年代の人たちが参加していることです。

御会式77万灯仁王門前


 御会式117万灯大堂前

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■東京201・大田区池上・「池上本門寺」20(2011年・池上本門寺お会式紀行13)

 

万灯練り供養の万灯は、池上本門寺の末寺の寺院・教会・結社毎につくって、行列を行っているようです。

御会式134万灯仁王門前

御会式127万灯仁王門前


御会式124万灯仁王門前


参加している人は、それこそ若い人から、年配の男女まで、実にさまざま。

御会式115万灯大堂前


御会式114万灯仁王門前



若い人の表情が生き生きしているのが、印象的です。


御会式119万灯仁王門前

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■池上本門寺19(2011年・池上本門寺お会式紀行12)

 

私は、池上本門寺大堂~三門前の参道脇で、万灯練り供養の行列を見守っていたのですが、ここは練り供養の行列を見ようという参拝客でいっぱい。

御会式146大堂前


それでも、人の輪をかき分けて、写真を撮っていました。

御会式144万灯大堂前


おそらく、万灯練り供養の行列がはじまってから、2時間以上は、大堂~三門前にいたと思います。

御会式138万灯仁王門前


見ていると、此経難事坂を登って三門~大堂前に、万灯練り供養の行列が次々と進んできました。それぞれ、鼓を叩きながら「南無妙法蓮華経」(なむみょうほうれんげきょう)と唱えて、歩いています。万灯は、どれも台車の上に乗っていて、此経難事坂の石段を登るときは、男性が数人で万灯を台車ごと持ち上げて、登っていました。

御会式126万灯仁王門前



万灯練り供養の行列は、さまざまです。

中年男性・女性から白髪の老人、妊娠した身重の女性、若い男女、小学生風の小さな子どもの行列もありました。

御会式133万灯仁王門前
 

 

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■池上本門寺18(2011年・池上本門寺お会式紀行11)

 

池上本門寺三門付近で、テキ屋の露店で買った焼き鳥やらフランクフルトを食べていると、参道のほうから「南無妙法蓮華経」(なむみょうほうれんげきょう)と唱えながら、鼓を叩く音が聞こえてきました。

時刻は午後650分くらい。

「あれ、もう万灯練り供養の行列がはじまったのかな」

と思い、参道のほうに歩いて行ってみると、三門からぞくぞくと「南無妙法蓮華経」(なむみょうほうれんげきょう)と唱えながら、鼓を叩くサラリーマン風の男性の行列が歩いている姿が見えました。

これが、万灯練り供養の行列のトップバッターのようです。

御会式145万灯大堂前

 

この男性たちは、けっこう見た感じ、若い人が多かったように思います。人数は、何十人はいたでしょう。かなりたくさんの人数でした。

しかも全員、スーツにネクタイ姿で、信者用の袈裟?を左肩からかけていました。

「南無妙法蓮華経」(なむみょうほうれんげきょう)と唱えながら、此経難事坂を上がってきて、三門をくぐり、大堂前へ。

中には、汗ぐっしょりになっている男性もいました。

 

「この人たちは、普段は丸の内や大手町のビジネスマンなのだろうか。本日は仕事を休んできたというわけか」

と思いました。有給休暇をとって、万灯練り供養に参加したと言うことなのでしょう。仕事を休まないと、この時刻に池上本門寺の万灯練り供養に間に合わないと思います。

まあ、行列参加のためとはいえ、大変なことです。

御会式146大堂前
 

 

 

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■池上本門寺17(2011年・池上本門寺お会式紀行10)

 

神社仏閣の大きなお祭りになると、たくさんの人が参詣にやって来て、テキ屋の露店が並ぶというのは、日本のお祭りの風物詩になっています。

まあ、日本全国各地の大きなお祭りになると、だいたいテキ屋の露店が並ぶのではないでしょうか。私の実家の近所の夏祭り、秋祭りでも、やはりテキ屋の露店が並んでいました。こういうのも、日本の祭りの一部であり、日本文化として定着しているものではないかと思います。

 

そのテキ屋の露店も、最近は少し様変わりしてきているように思います。

金魚すくい、トウモロコシ焼き、綿菓子の露店が影を潜めました。金魚すくいは、池上本門寺お会式に一軒ぐらいは、あったかもしれませんが。トウモロコシ焼きは、売れないんでしょうね。どうしても、焼きそばとか、フランクフルトとか、焼き鳥とか、お好み焼きとかに、目が行きます。

金魚すくいも、経費がかかるわりに、売り上げが上がらないのでしょう。

 

それともうひとつ。池上本門寺お会式に来ていたテキ屋の露店で、目立ったのが、トルコの○○という、実に聞き慣れない名前の料理を売っていた露店。褐色のトルコ人のテキ屋さんでした。

テキ屋も、このごろは国際的になってきているようです。

しかし、池上本門寺のお会式に参詣に来ている人で、トルコ料理を食べる人って、いるのだろうか。ちょっと、気になりました。

 

あともうひとつ、気になるのが、ヤクザとの関係。

テキ屋全員が、ヤクザと関係ある人ではないでしょうけども、東京でも暴力団排除条例が施行されました。これで排除されたテキ屋って、いるんだろうか。こちらも気になります。

 

さて万灯練り供養がはじまる前から、池上本門寺境内は、多くの参拝客で参道はごった返す状態になり、焼き矢の露店で買った焼きそば、フランクフルト、お好み焼き等を食べる人であふれかえっています。

三門の脇に、椅子とテーブルが用意されたテントがあり、ここでたんさんの人が座って、焼きそばやおでんを食べたり、ビールやワンカップ酒を呑んでいます。

テントの椅子に座りきれなかった人は、日蓮立像や五重塔の付近に座って、焼きそばやおでんを食べている人もたくさんいました。

万灯練り供養がはじまる前から、こんな状態になっていました。

御会式151的屋
 

 

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■池上本門寺16(2011年・池上本門寺お会式紀行9)

 

私は、夕方、再び大堂の中に入りましたが、午前中とはうってかわって、たくさんの参拝客が大堂の中に詰めかけていました。参詣者の数は、時刻が夜に近づくにつれて、徐々に増えてきているのが、わかりました。

さて本門寺通り、本門寺参道、本門寺境内、本門寺周辺道路、十中通りなどの道路脇には、テキ屋の露店が所狭しと並んでいます。参拝客が増えるにしたがって、テキ屋の露店もがぜん盛り上がってきました。テキ屋の露店で目立ったのは、フランクフルト、焼き鳥、バナナチョコ、焼きそば、ソフトクリーム、おもちゃのピストルゲーム、ウルトラマンや仮面ライダーのお面、広島焼き・大阪焼きのお好み焼き、おでん、ラーメン…等々です。

昔、テキ屋の露店でよく見かけた、金魚すくい、とうもろこし焼き、綿菓子等は影を潜めました。

相変わらず、食べ物やさんが多いのは変わりません。

テキ屋の露店が出している料理は、フランクフルト、焼き鳥、焼きそば、お好み焼きといったふうに「焼く」料理が得意なようです。得意なだけあって、テキ屋の「焼く」料理は、なかなかおいしい。

たとえば、フランクフルト。

私も、フランクフルトは何十年も前から、高速道路のサービスエリア、テーマパーク、コンビニ、各地のお祭りのテキ屋等々、いろんな所で食べましたが、テキ屋の露店が焼くフランクフルトが一番おいしいですし、一番安い。テキ屋の露店のフランクフルトは、ものすごく太くて、長さも長く、これが200円。コンビニだと、太いフランクフルトは1300円~350円くらいします。といっても、コンビニのフランクフルトは大半が細いもので、これは150円くらいで買えますが、太さと長さがぜんぜんちがいます。

それから、コンビニのフランクフルトは、こげてもいないのに、表皮がパスパスになっているものが多い。セブンイレブンのフランクフルトは、こういうのが多いですね。ローソンの場合は、逆に表皮が焦げてしまっていて、皮が固くなりすぎているものが多い。こういうのは、焼き方がとてもいい加減なんだと思われます。

ところがテキ屋の露店のフランクフルトは、焼き方がとてもうまい。少々焦げていても、表皮が固くなっておらず、パスパスにもなっていない。ちょうどいい具合に焼けているわけです。

焼き鳥は、おいしいのと同時に、焼き鳥の肉がとてつもなく大きい。コンビニや焼き鳥屋、居酒屋で出てくる焼き鳥より、倍以上、肉が大きいですね。こんな大きな肉を使った焼き鳥というのは、あまり見たことがないですね。

こうして「焼く」料理を出すテキ屋の露店があっちこっちにあり、それぞれの露店から、勢いよく煙が上がっている。

おいしいフランクフルトや焼き鳥が食べられるというのは、まことに結構なことですが、警備に出ていた東京消防庁の消防官が、心配そうな表情で、テキ屋の露店から上がる煙を見つめていたのが、とても印象的でした。

御会式152的屋
 

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■池上本門寺15(2011年・池上本門寺お会式紀行8)

 

私は、昼に池上本門寺大堂で行われた「宗祖御更衣法要」に出た後、一端休憩し、午後4時すぎに、再び池上本門寺へ。午後7時前後ぐらいから、池上本門寺・毎年恒例の行事である万灯練り供養がはじまります。この万灯練り供養の行列が行われている時間帯が、池上本門寺に参拝客・見物客が集中するピークになる。

すでに午後4時の段階で、池上本門寺を訪れる参拝客の数は、普段の日の参拝客の数よりも、明らかに多くなっていました。

本門寺通りは、歩行者天国になっていて、通りの両サイドには、すでにテキ屋の露店が所狭しと並んでいた。本門寺総門につながる参道は、総門にむかって左側にテキ屋の露店が並ぶ。

なぜ右側にはなく、左側に露店が並んでいるのか。

それは、参道はすでに真ん中で仕切られていて、右側は万灯練り供養の行列が通る通路。左側が、本門寺に参詣する人が通る通路として確保されているため、それに併せて、テキ屋の露店も、参詣者用の通路に露店を構えていた、というわけです。

本門寺参道も、本門寺通りも、午後4時すぎの段階で、たくさんの参拝客が通っていましたが、まだ万灯練り供養の行列がはじまっていないため、一方通行にはまだなっていません。

本門寺総門から此経難事坂を登って三門をくぐって大堂につきあたり、さらに大堂の西側をぬけて、本門寺寺務所前の公道にぬけるまで、すでに参拝者用の通路と、万灯練り供養の行列が通る通路に、赤いコーンなどで区切られています。

 

大堂に向かって西側には、警視庁の大きな警備車両が…。

さらに大堂裏手の駐車場には、警察車両の他に、大きな消防車、化学消防車が所狭しと停まっていました。さらに此経難事坂から大堂までの間には、たくさんの警察官やら消防官の姿が…。

警視庁池上警察署、東京消防庁挙げて、池上本門寺のお会式は厳重な警備が敷かれているもようです。これは、お会式にVIPが来るから、というような理由ではなく、お会式に約30万人という膨大な参詣者が集まるから、という理由からだと思います。

これだけ多くの参拝客が集中する地域行事で、何かの失火で火災が起こったら、それこそ大惨事になってしまうことでしょう。

現に、本門寺境内の中や大堂のすぐ近く、三門脇の参道にまで並んでいるテキ屋の露店が、焼き鳥や焼きそば、フランクフルト、お好み焼き等々を焼くために火を使っています。だからといって、テキ屋の露店に火を使うな、とも言えないでしょうし、テキ屋の露店とて、池上本門寺のお会式の一部になっています。

そういうわけで、警察、消防も総動員体制で警備に当たっているようです。が、雰囲気は、かなりものものしい雰囲気に見えます。

御会式147大堂前警察
 

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■池上本門寺14(2011年・池上本門寺お会式紀行7)

 

池上本門寺御会式の中日・1012日の行事のメインは、何と言っても万灯練り供養の行列である。これは、東京の地域行事の中でも、指折りの大規模行事で、地域の盛大なお祭りとして、すっかり定着している。この御会式が行われている1011日から13日の3日間で、何と約30万人もの人が、池上本門寺に参拝に訪れると言いますから、いかにその規模が巨大かということです。おそらく1012日の夕方から深夜にかけての万灯練り供養が行われる時間帯に、30万人の参詣のうちの三分の二以上が集中しているのではないかと思われる。

これだけ大規模なお祭りですから、東急池上線は、お会式の万灯練り供養に併せて、臨時電車が何本も運行される特別ダイヤで運行されます。

万灯練り供養がはじまると、池上駅から池上本門寺周辺は、全面車両通行止めの歩行者天国になります。池上通り、池上商店街、本門寺通り、十中通り等、全て歩行者天国。池上駅から池上本門寺周辺、境内の中まで、池上警察署の警察官が多数繰り出して、交通整理に当たっています。交通整理とは言っても、車は通行止めであるわけですから、実質的な参拝客の交通整理です。

万灯練り供養の行列がはじまると、池上本門寺への参拝客、万灯練り供養の見物客などで、池上駅から池上本門寺周辺は、身動きが取れなくなるほどの大勢の人が集まり、それこそ前になかなか歩けなくなるほどです。

そういうわけで、池上駅前から池上本門寺への交通は、一方通行になる。

行きは、本門寺通り・本門寺参道から総門をくぐり、此経難事坂を登り、三門をくぐり大堂へ。

帰りは、五重塔から池上会館を通って日蓮宗宗務院前を通って総門へ。

総門から池上駅に帰るには、呑川沿いを歩いて十中通りへ出て、そこから池上駅前に出るというルートになります。

 

これは私が見た感じですが、30万人もの人が訪れる大規模な地域行事であるわりには、大した混乱もなく、整然と交通整理が行われ、大勢の見物客が見守る中を万灯練り供養が行われているように見えました。しかも場所は東京都大田区という住宅・商店街が密集している地区である。

これだけ大規模な地域行事が、丸一日、しかも深夜の時間帯まで、住宅や商店が密集している東京都心の池上本門寺で行われているというのは、特筆すべき事だと思う。

しかもこの万灯練り供養が行われている間、誰一人「うるさい」と文句を言う人がいない。そんな人が居たとは聞いたことがない。つまり池上本門寺御会式が地域行事として完全に定着しているわけである。

もっとも池上本門寺お会式も万灯練り供養も、毎年行われている行事であり、地元の人たちも、警察官も、慣れているのかもしれませんが。

御会式78万灯仁王門前
 

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■池上本門寺12(2011年・池上本門寺お会式紀行5)

 

池上本門寺御会式・「宗祖御更衣法要」の読経は、実に長い。正確な時間は計っていませんでしたが、延々と約1時間以上はつづいていたように思った。

さて寿量品の読経がはじまると、両サイドの外陣に座っていたご信者が、僧侶に案内されて、内陣にしずしずと歩き、ご焼香。信者の人達の焼香は、寿量品の読経から、さらにそれにつづく品の読経。さらに唱題に入ってからも延々とつづき、唱題が終わってからも、まだ焼香がつづいていました。それだけ、焼香する信者の人達の人数が多かったということでしょうか。

寿量品の読経がはじまってから信者が焼香する、というのは、日蓮宗の他の法要でも同じです。

日蓮正宗の法要や勤行でも、寿量品の読経がはじまると、焼香がはじまる。こういう化儀は、日蓮宗も日蓮正宗も共通しているようです。

というか、法要の読経・護摩の最中に焼香をするという化儀は、日蓮宗、日蓮正宗にとどまらず、

真言宗、曹洞宗、浄土宗、浄土真宗などの仏教各宗派の法要でよく見られる光景である。

 

さて大堂須弥壇中央に祀られている「日蓮聖人御尊像」(祖師像)の更衣なのですが、読経がはじまって、あるところで須弥壇の扉が閉められ、それから延々と閉扉されたままの状態で読経。

読経が終わって唱題がはじまったころに、ようやく須弥壇の扉が開けられ、日蓮祖師像が冬服の僧衣に更衣していた、という感じ。つまり、須弥壇の扉を閉めた中で、僧侶が更衣の作業を行っていたようです。

 

それと、日蓮宗の法要を見ていて面白いのは、マイクの司会者がいること。私も、日蓮宗の全ての法要に立ち会ったわけではありませんが、マイクの司会者がいる法要は何度もあった。

池上本門寺・お会式の各法要にも、マイクの司会者が居て、僧侶入場前にだいたいの法要の流れの説明や、携帯電話の電源を切るように等々の、注意事項の説明をする。

さらに僧侶の入場が完了したあとも、マイクの司会者が

「大導師は当山82世・酒井日慈山主、副導師は○○…」

という、説明がありました。

日蓮宗の法要の場合、内輪の僧侶、信者のみならず、大勢の一般世間の参拝客も訪れるから、こういうふうにしているんでしょうか。内輪の僧侶・信者だけだったら、大導師はだれそれ等々の説明は不要のはず。信者だったら、池上本門寺貫首の顔は百も承知でしょうから。

しかし一般世間の参拝客は、池上本門寺貫首の顔は知らない人が大半でしょう。

かく言う私も、池上本門寺の法要に出て、はじめて酒井日慈貫首の顔を知ったくらいで

「ああ、この人が池上本門寺の貫首猊下か」

と、わかったくらいです。

一般世間の側から見れば、「本日の大導師は○○、副導師は△△」という説明があったほうが、わかりやすくていいですけどね。

御会式21大堂
 

 

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■池上本門寺11(2011年・池上本門寺お会式紀行4)

 

池上本門寺・お会式二日目の「宗祖御更衣法要」は、内陣は多数の僧侶が座って、ほぼ満席状態。内陣の両サイドにある外陣には、壇信徒席が設けられ、ほぼいっぱいの信者が座っていた。この法要でも、私が見聞した限りでは、実際に読経をしていたのは、内陣に座っていた僧侶のみ。外陣に座っていた信者は、読経している様子はなく、ただ合掌して座っているのみ。

仏教寺院の勤行や法要なんて、こんなものじゃないかと思います。浄土真宗本山の法要で満堂の参詣信者が、正信偈を読む声に唱和していたのを見たことがあったが、浄土真宗でよく読んでいる正信偈は、お経とよく似ているが、正確に言うと、仏典ではない。正信偈とは「正信念仏偈」といい、親鸞の著書『教行信証』の「行巻」の末尾に所収の偈文のこと。これは読経とよく似ているのだが、読経とはやや違う。

さて日蓮宗寺院の法要に出ると、熱心な信者さんが、経本を見ながら読経している姿をごくたまに見かけますが、そういう人は、法要の中に居ても1人か2人くらい。

こういう話しを書くと、日蓮正宗や創価学会の信者は、目くじらを立てて「それではダメだ。実際に読経が出来なければ、ダメなのだ」などと言い出しそうですが、私は、全くそんなことはないと思う。

つまり、「在家は無理して読経ができるようにならなくてもOK」という考え方なのである。

前にも書きましたが、池上本門寺のお会式は、それこそ数百年前から今日に至るまで、地域の文化として、地域行事として、完全に根を下ろして定着しているものです。もちろんこれは、「在家・信者は読経せず合掌しているだけ」という形で定着している。これで充分ではないでしょうか。

これが、日蓮正宗や創価学会のように、「在家も読経ができなければダメだ」式に、在家に読経を強制していたら、池上本門寺のお会式は、こんな数百年の間、地域文化として定着しなかったのではないか。

 

それでは、日蓮正宗や創価学会の信者が、毎日欠かさず朝夕の勤行を行っているのかというと、決してそうではない。実際、信者自身が、勤行をよく休んでいることを認めている。こういうのを、定着しているとは言わない。私は、「在家の読経は、文化として根付かない」という説に立っている。

実際は勤行をよく休んでいるのに、さも毎日欠かさず勤行をしているかのように偽るよりも、読経しないという、ありのままの姿で、大衆文化として定着している方が、よほど人間らしいと思う。

誤解のないように附言すると、私は「在家は読経するな」と言っているのではない。それは、在家の方で、読経がおできになる方は、それは素晴らしいと思いますし、そういう方は、読経をおやりになられるのは、結構なことだと思います。

でも、仏教寺院の法要で見聞する限り、そういう方は、非常に少ないです、今でも。

御会式2立て札


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■池上本門寺10(2011年・池上本門寺お会式紀行3)

 

池上本門寺お会式2日めの1012日は、午前10時の大堂での「宗祖御更衣法要」からスタートします。

もちろんお会式の御正当は1013日ですが、一般的に御正当の前日の法要は「御逮夜」と言って、夕方から夜にかけて行う寺院が多いと思うのですが、池上本門寺の場合は、夕方から深夜にかけて、万灯が池上の町内から本門寺境内までを練り歩く「万灯練り供養」の行列が盛大に行われます。そういう関係で、御正当前日の法要も、昼に行われているのだと思われます。

 

その御正当前日の法要は、午前10時からの大堂での「宗祖(日蓮) 御更衣法要」。

これは、大堂の「日蓮聖人御尊像」(木像・祖師像)は、法衣を身にまとっているのだが、この法衣を夏服から冬服に衣替えする法要である。

午前10時すぎ、大堂の須弥壇に向かって右側の出入り口から、「南無妙法蓮華経」(なむみょうほうれんげきょう)と唱えながら、本門寺の僧侶がぞくぞくと出仕。

今回は、僧侶の出仕に際して、大堂の左右に備えられた太鼓を、僧侶が叩いていました。

 

「宗祖御更衣法要」は、大導師・池上本門寺82世・酒井日慈貫首猊下のみで、他本山からの副導師はなし。三角頭巾のような帽子をかぶっていたのは、酒井日慈貫首猊下のみでした。

法要は僧侶の読経からはじまったのですが、法華経序品から読誦がはじまったようすで、方便品・寿量品も読誦していましたが、この他にも提婆達多品、如来神力品等を読誦していたと思います。私は耳をそばだてて読経を聞いていましたが、序品、方便品、提婆達多品、如来寿量品、如来神力品、というのは聞こえたので、わかりましたが、その他の品もなにか読誦していたように思います。

方便品は最初の長行と十如是を読んでいたのは、わかりました。十如是は三回繰り返して読誦。

これは、日蓮宗系各宗派は共通のようです。天台宗の読経も、十如是を三回繰り返して読誦すると聞きました。寿量品は、最初の長行から自我偈まで全てを読誦。

 

僧侶の読経には、マイクを一切使わず、僧侶の一人が、読経の声に合わせて、木魚をボクボクと鳴らしていました。これも、日蓮宗寺院の他、仏教寺院で見かけます。一般的に仏教寺院の読経では、木魚・木証を使うのではないだろうか。

ただし、日蓮正宗や創価学会は、木魚・木証を一切叩かない。日蓮正宗の信者や創価学会員に「勤行の時に木魚を叩かないのか」なんて言ったら、怒るだろうか。()

しかし日蓮正宗、創価学会以外にも、勤行・法要の読経で木魚・木証を叩かない宗派はあるから、彼らも怒ったりしないとは思うが。

御会式12巨塔


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■池上本門寺9(2011年・池上本門寺お会式紀行2)

 

池上本門寺のお会式は、1011日からスタート。午前11時から第1会の報恩法要が大堂ではじまる。

法要は「南無妙法蓮華経」(なむみょうほうれんげきょう)と唱えながら大堂須弥壇の向かって右側から僧侶がぞくぞくと出仕。大導師席には池上本門寺82世・酒井日慈貫首猊下が着席したが、この他に副導師として、鎌倉の本山貫首二名が副導師席に着座。どこの本山だったか、名前は忘れました。片瀬・龍口寺と鎌倉・妙本寺の貫首猊下だったと思ったが。

私も日蓮宗寺院の法要は全て参詣したわけではないが、私が見た限りでは、大導師の貫首は僧侶の出仕行列の中にはいって、いっしょに堂内に出仕してくる。

これは身延山久遠寺の法主の場合も同じだったと思う。

ところがこれが大石寺になると、先に僧侶・信者が堂内に着席した後、僧侶・信者が唱題をする中、法主が仲居僧を従えて、偉そうに出仕してくる。だから大石寺の法主はひときわ偉そうな人物に見える。

さて池上本門寺御会式・第1会の報恩法要の大導師と副導師は、三角頭巾のような僧侶の帽子をかぶり、袈裟・衣も他の僧侶の僧衣と比べて、ひときわ派手。大導師・副導師は、正面向きで着座していましたが、他の出仕僧侶は二列になって向かい合わせに着座。須弥壇に向かって横向きに座る。こういう光景は、日蓮宗の法要の他にも他宗法要でもよく見かける。

出仕僧侶の僧衣は、薄墨色の衣に鼠色の袈裟。僧侶の帽子は、インターネットで調べたところ、帽子と書いて「もうす」と読むとのこと。これが儀式用の正装ということ。

威儀を正すために冠られるぼうしに近い用途のもので、中国の宋代の禅宗に端を発し、鎌倉時代に臨済宗・曹洞宗の伝来と共に日本に伝えられたという。中国の俗服の冠にかえて、僧服にも使用されるようになった。禅衣を用いる宗派では、正装に用いる。

禅宗以外で帽子を着用する宗派は、浄土宗、日蓮宗、時宗、新義真言宗であるということですが、日蓮宗でも帽子を着用しない宗派もある。たとえば日蓮正宗では、法主は帽子を着用しない。

しかし日蓮正宗大石寺法主は帽子を着用しないが、他の富士門流本山の小泉久遠寺、西山本門寺、伊豆実成寺貫首は帽子を着用する。

浄土真宗も帽子は着用しないと思いますね。私は浄土真宗僧が法要で帽子を着用しているのを見たことがありません。

さて法要は、法華経の読経からスタートするのですが、僧侶の読経の声を聞いていても、法華経のどの品のどのあたりを読んでいるのか、ほとんどわかりませんでした。わかったのは、方便品・寿量品以外の品をかなりたくさん読んでいたこと。ただし28品全てを読経していたわけではありません。

御会式21大堂
 

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■池上本門寺8(2011年・池上本門寺お会式紀行1)

 

池上本門寺といえば、毎年10月の日蓮祥月命日忌に行われる「お会式」(おえしき)があまりにも有名。私も今まで、池上本門寺のお会式には何度も行っているのですが、最も直近に行ったのは、2011年のお会式。そこで、池上本門寺のお会式に行ったときのことを書きたいと思います。

池上本門寺のお会式は、東京で行われる祭礼では、まさに最大級のものではないだろうか。

インターネットで調べてみると、池上本門寺のお会式の参詣者数は約30万人ということです。この30万人という数字は、どうやってカウントしたのかはわかりませんが。

毎年、池上本門寺では1011日から13日までの三日間、御会式が行われるが、この3日の参詣が約30万人とのこと。1日平均すれば約10万人ということになるが、ご存じの通り、池上本門寺御会式のメインは1012日の万灯練り供養である。万灯練り供養は1012日の夕方から深夜にかけて行われる盛大な行事だが、この時に集中して池上本門寺に参詣がある。

おそらく1012日の夕方から深夜にかけて、30万人の参詣のうちの三分の二以上が集中しているのではないかと思えるくらい。

とにかく大変な数の参詣がある。ちなみに池上本門寺御会式は、神田祭り、山王祭り、浅草三社祭り、阿佐ヶ谷七夕祭り、高円寺阿波踊り、浅草サンカーニバル、原宿表参道スーパーよさこい、と並ぶ、東京23区で行われる巨大祭りに数えられている。

もっとも阿佐ヶ谷、高円寺、浅草サンカーニバル、原宿表参道の祭りは近現代になってからはじまっったものだから、池上本門寺御会式のほうがはるかに古い。

それと、池上本門寺御会式の30万人の参詣というのは、池上本門寺が参詣目標を掲げて組織的動員を行っているわけでもなく、お会式という行事が地域社会に完全に定着していることによる、自発的な参詣であることは論を待ちません。お会式の行事だけで30万人もの人が池上本門寺に参詣するわけだから、池上駅から池上本門寺周辺は、歩行者天国等の交通規制が敷かれ、本門寺通り等には、テキ屋の賑々しい出店が建ち並ぶ。

しかも池上徳持会館から池上本門寺まで練り歩く「万灯練り供養」は、参詣の人でぎっしり埋まった池上通り、本門寺参道を深夜遅くまで行われる。こういう巨大行事が代々受け継がれて、毎年恒例の行事として行われているわけである。

池上本門寺の周囲はぎっしり住宅やマンションが建ち並ぶ住宅街・商店街になっているのですが、深夜までこういう巨大行事が行われても、誰も文句を言わない。この地域では、この巨大行事が、毎年恒例の行事として、定着しているわけである。そういう意味では、地域文化として深く根付いていると言うべきでしょう。

御会式56総門一方通行
 

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